よって、購入は2013年で2014年入学に向けての記事です。
ランドセルを選ぶにあたって、私が気にしたのは
・本体、フタウラ、内部、肩ベルト、背当ての材質
・造りの丁寧さ、特に指革(というらしい、余った肩ベルトを収めるところ)のステッチ
・背カン(肩ベルトが本体につながっている部分の金具)
他にもあるんだけど、大きなところでいうとこの三つ。
丈夫?
まず、男児なので丈夫さを重視。
丈夫といえば本革の王様(革のダイヤモンドだっけな?)コードバン。
はじめは良いなーと思っていたけど、大抵高い。。。と思ったら4万位からの結構安い店もある。
この差はどこから生まれるんだろう、とよくよく見てみるとフタウラや内部の材質が合成皮革やナイロン、布だったりする。
合成皮革やナイロン製でも6年間全然問題なく使える、という意見もあるけど、使い方によってはやっぱり破れてきたりすることもあるのでなるべく本革、豚革が希望だな。
材質ではなく、そもそもの造りでコストを下げているところもあるだろうけど。
コードバンで、その他の部分も本革の製品に絞ってみて見るとやっぱり高ーい。
店主さんも「コードバンはよい、だが値段もべらぼうだし(黒川では16万!!)小学校の間使うだけの物と考えると、そこまで必要かどうか…」という感じだし、コードバンにこだわらなくていい、と思えた。
指革?
指革?
指革、という呼び方をはじめて知ったけど、安い製品はステッチがないきりっぱなしの物を使っていたりする。
そうするとやっぱりすり切れてきたりして故障の原因になる。
土屋鞄のパンフなんかでは、しっかりその部分も写っていてステッチがしっかりしているのが分かるのに、他店のパンフだとどうもきちんと写っていない。
そこのステッチがしっかりしているかどうか、それが問題なんだ、私には。
これ、黒川鞄で聞いてみると、「恐らくわざと分からないようにパンフにしている」と。
ちなみに、黒川も2重革でしっかりステッチが入っている。
背カン!
背カン!
あと、一番ランドセルの故障で多いという背カン。
CMでよく見る天使の羽は肩に沿うように上向きにベルトがついているし、フィットちゃんランドセルの背カンは左右が別々に動くのが特徴らしい。
肩に負担がかからないように、上向きにせかんがついているのが多い最近のランドセルなんだけど、それが理由でそこが故障することが本当に多いらしい。
気をつけないといけないのは、せかんがペタンと下を向かないもの、樹脂で出来ているもの。
樹脂は本当に壊れ易いみたい。特に寒冷地だと樹脂の劣化が起こりやすい。
下を向かないものがどうして壊れやすいかはこちらのサイトがとっても参考になった。
黒川鞄はどうなっているかというと、下に向かないけど、寒冷地仕様ということで金属製の背カンになっている。
とにかく店舗に行ってみて実物を見ることが出来たのは大きかった。
比較するにも、どこを見ればよいかポイントがクリアになってきた。
かばん職人の世界
かばん職人の世界
ランドセル職人の世界というのは結構狭く、いろいろと事情があるという話もちらりと聞けたり。
黒川鞄とウニャニャ鞄店にも関係ない訳ではなく、黒川の旧モデルはその他店の現行モデルとほとんど同じ物とかなんとか。
背カンなどの部品も、製造しているところは限られていて、おいそれと簡単には手に入らないらしい。
なるほどね。
ポイント比較
で、自宅に一度帰ってポイント整理。
気になっていた何店かのランドセルの比較表を作ってみた。
あえて清書せずにアップ。
結局どれにしたかというと
黒川鞄工房の「シボ牛革リミテッド」という物にした。
これが総本革で、大きさも造りも価格もバランスがとれているな、という結論。
色は長男に希望を聞くと「青!」と即答。
1回目に行ったときは、どうしてもロイヤルブルーといってた長男。
私ははじめはヌメ革良いなーなんて思ってたから茶色とか推したかったけど、戦隊物に影響されて赤といわなかっただけよしとして。
購入を決めて2度目の黒川鞄店舗に行くと、何のことはない(空気を読んだのか)黒でいいというのですんなり決定。
とった日が違うのと光の加減なんかで分かりにくいけど、
上半分の写真がロイヤルブルーを背負った長男(身長110cm)
下半分が黒を背負った長男(身長110cm)とロイヤルブルーを背負った次男(身長100cm弱)
いずれも購入したシボ牛革リミテッド。
結局7月頭に注文して届くのは11月頃ということ。
同じ物を与えないと必ず兄弟間でいさかいが起こる我が家だけど、今回はさすがに同じ物をそろえる訳にいかず、ケンカ必至。
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