このブログについて

購入品レビュー記録します。
雑貨、家具、子供用品、なんでも。

以前の記事は旧holly tonesへ。

順次旧ブログから記事を移動予定です。

2014年6月10日火曜日

一日でおむつがはずせる 一日トイトレ 私が実行した方法 後編


一日トイレトレーニング 関連記事(旧holly tones その1 その2 その後



実行に必要な条件・物品・環境については前回の記事

●事前準備(数日前から前日)●
本人に「○○(名前)はこの日(トレーニング実行日)から、おむつ卒業してお兄ちゃんパンツをはくようにするからね」など、本人の分かりやすい言葉で実行日を境に布パンツに切り替えることを理解させる
トレーニングに使用する用語の言い方を決めておき、覚えさせる
例)トイレの場所(うちでは普通に「といれ」といった)
  布パンツ(おにいちゃんぱんつ)
  ミルクのみ人形(おにんぎょうちゃん)
  パンツが乾いていること(ぱんつかわかわorきれい)
  パンツが濡れていること(ぱんつびじょびじょorぬれぬれ)
下3つは実行日のはじめの説明時でもよい。

●当日準備●
・トレーニングに使用する物品をあるべきところに配置する
・喜んでくれる人リストやシールシートはトイレの壁などに貼っておく
・ご褒美は実行者のポケット等に入れておいてすぐ取り出せるように
・本人に「今日からおにいちゃんパンツになるからね」など言い聞かせながら着替えさせる
→上はスソの短いTシャツなど、長ければたくし上げて固定し、パンツの上げ下ろしの邪魔にならないように。
 下は用意した布パンツのみ。

●おおまかな実行方法●
おおまかな流れは以下の通り。実行者は事前にこの流れを頭に入れておく。
1、人形を使っての疑似訓練
2、本人のはじめての訓練
3、パンツ調べをしながら、飲み物を飲ませ尿意を誘う
  時々トイレに誘導する
4、トイレへの誘導を徐々に本人任せにする
  パンツ調べと飲み物は続ける
5、最終的にトイレへの誘導をやめる
6、本人が自分からトイレに行き、排泄し始末できたらトレ完了

私が息子二人に試したときは…
長男(実行時3歳0か月)のときは、それまでトイレでおしっこできたことがほとんどなかったので、1、2、に時間をかけ、終了まで半日程度。
次男(実行時2歳4か月)は連れて行けばおしっこ出せる状態だったので、1、2、はさらっと済ませたが、その日のうちには自分からトイレに行けなかった(トレ後3週間経った頃自分で行けるようになった)。

●実際の方法●
 ※本人の名前を○○とする
 ※兄、姉は状況や本人の性別によって使い分ける
  ただ布パンツの呼び方は本人の性別に統一したほうがいい
 ※パンツは3歳過ぎていたら膝のところにとどめておくのでいいけど、2歳代は脱いでしまった方がいいかも。

1、人形を使っての疑似訓練
まずは人形を使ってトイレの手順を覚えさせる
・人形からおしっこが出るように仕込んでからパンツをはかせておく

・人形が布パンツをはいていることを確認させながら
 「おにんぎょうちゃんはお姉ちゃんになったからお兄ちゃんパンツ履いているよ。○○ももう赤ちゃんじゃないからお兄ちゃんパンツ履いてるね?」と本人にも確認させる。

・「お兄ちゃんパンツはいてる子はおしっこはといれでするよ。○○もおにんぎょうちゃんもおしっこはトイレに行ってするね?」と確認。

・人形におもちゃのジュースを飲ませたあと「おにんぎょうちゃん、ジュースたくさん飲んだらおしっこしたくなったって。おしっこはどこでする?」と聞きトイレと答えさせる。

・「そうだね、じゃおにんぎょうちゃんトイレに連れて行こうか」とトイレ(もしくはおまる)に移動する。

・トイレで、後で本人がすべきことと同じように、便座を用意し、パンツをおろし、便座に座り、静かにおしっこを待つ。都度、声をかける。
 【声かけ】これ(便座)をこうして。パンツをおろして。便座に座って。静かに待って(※静かに待つことは重要※)

・しばらく静かに待ったら仕込んだ水を出し、出たところを確認させる。
 手を出させ、水をさわらせてもいいかも。

・「おにんぎょうちゃんお利口さんだね!お姉ちゃんだからトイレでおしっこできたね!」と本人と一緒に褒める。

・人形のパンツをはかせ、トイレを流させ、道具を片付けさせる。都度声掛け。

・「おにんぎょうちゃん、トイレでおしっこできたからご褒美だね」と言い、本人にご褒美を渡し人形にに与えさせる。

・人形が食べられないことに気づいたら、「○○もお兄ちゃんだからトイレでおしっこできる?」(うん)と答えたら「トイレでおしっこできるならおにんぎょうちゃんの代わりにおやつ食べていいよ」と食べさせる。

・人形にまた飲み物を飲ませたりしながら、「おにんぎょうちゃん、おしっこしたくなったからトイレに連れて行ってくれる?」と何度か人形を使って疑似訓練させる。
はじめは都度声掛けしながら手伝いながら、だんだん本人にさせるようにする。

手順を覚えてきたら人形におもらしさせる
・慣れてきたらパンツをはかせたまま水を出し、おもらししたようにする。失敗したときは厳しく、断固とした態度で
 「あっ、だめ。おにんぎょうちゃんパンツにおしっこしちゃった。」と濡れたパンツを確認させる。

・失敗した際の手順も、都度声掛けしながら確認させる。
濡れたパンツを脱がせ、バケツに片付け、床が濡れていたら拭き、新しいパンツを用意しはかせる。

・失敗したときはその後尿意があろうがなかろうが、トイレに行くところから訓練させる。

2、本人のはじめての訓練
実際に本人が手順を覚える
・人形の訓練に慣れたら、今度は本人に同じ訓練を慣れるまで数回させる。都度声掛けを忘れずに。

・はじめは、一つ一つのことができたら都度ほめる。

・おしっこができればご褒美としておやつや飲み物を与える。

・慣れてくれば、都度の声掛けやほめることを減らしていく。

・尿意があるときに素早く行動できるように、速やかに一つ一つのことをできるように指示するとよい。

慣れてきたら【パンツ調べ】をする
パンツが乾いていることを確認させる。「○○のパンツ、カワカワだね。お兄ちゃんはおしっこするときトイレでするからパンツ濡れないね」といい、パンツが濡れていないご褒美を与える。これが【パンツ調べ】

3、パンツ調べをしながら、飲み物を飲ませ尿意を誘う
・2の最後のパンツ調べを、はじめは5~10分間隔で行う。
乾いていれば、ご褒美、飲み物を与え尿意を誘う。

・徐々にパンツ調べの間隔をあけていく。

・一度おしっこをしてから15分ほど経過したら「トイレに行っておしっこでるか座ってみよう」などトイレに誘う。

【失敗してしまったとき】
パンツにおしっこしてしまったときは、できる限り素早く叱る
「だめ!」など。それでおしっこが止められることがある。
尿意があれば「おしっこはトイレでするよ!」と言い、トイレに連れて行く。
その後、濡れたパンツ、床を始末させ、新しいパンツをはいたところで訓練をさせる。
おもらしをした場所からトイレに行く。こうすることで、そこでおもらしせずにトイレに行かなければいけなかったことを理解させる。

書籍には10回訓練をさせるとあるが、無理なので2~3回。

・ウンチの時も同様

4、トイレへの誘導を徐々に本人任せにする
・パンツ調べと飲み物は続けながらトイレに誘うが、少しずつ間隔をあけ、言い方も「○○はトイレ行かなくて良いね?」と誘うよりも確認する感じにする。

5、最終的にトイレへの誘導をやめる
・最後に「○○は自分でトイレに行けるね」と確認してもよい。

6、本人が自分からトイレに行き、排泄し始末できたらトレ完了
・たくさんほめたたえる。

●トレーニング終了後●
書籍には何日かパンツ調べを続け1週間失敗しなければやめていい、とあるが私はしなかった。
長男も次男もトレ後のおもらしは数回で済んでいる。

あと【ウンチ】について
書籍にもあったがあまりにも短時間でトレーニングが終了してしまうので、する機会がない場合もあるだろう。
書籍にはうんちが出るときはおしっこも必ず出るから大丈夫、みたいなことが書いてあったけど、軽く意味が分からない。
うちでは二人ともたまたまトレ中にうんちが出たのでうまくいったけど。
まあ、トレ終了後もウンチ、おしっこに関しておもらしすれば断固とした態度は
必要。「お兄ちゃんはウンチもトイレでするよ」と言ってあげたらいいかな。

その他
あと「おしっこを静かに待つ」ことはかなり重要
自分が排泄するときのことを考えたらわかるけど、腹部の筋肉は排泄前は緊張させているし、排泄時はリラックスしているはず。
トレ前にトイレでおしっこできなかった長男は、ここがわからなかったみたい。
書籍にこのことが書いてあり、リラックスして静かに待つことを意識したら出来たので、目からウロコだった。

以上、うちのトレーニング法の記録。
なお、参考にしたのは下の書籍。
絶版になっているけど、ここにはかけなかったコツなどやっぱり参考になるかも。







↓トイレトレーニングの記事が沢山読めます。
にほんブログ村 トラコミュ トイレトレーニングへ
トイレトレーニング

2014年6月5日木曜日

一日でおむつがはずせる 一日トイトレ 私が実行した方法 前編


一日トイレトレーニング 関連記事(旧holly tones その1 その2 その後

↑↑私が長男・次男の一日トイレトレーニングを実行したときに参考にした書籍。
かなり昔の本で現代の事情とはかけ離れている部分もあるけど、これで当時3歳なりたて、トイレでおしっこできなかった長男でも半日でおむつはずしに成功2歳4か月次男は若干の問題はあったものの、トレ3週間後の今、おむつは必要ない

amazonのレビューをざっと見てみたら、ほとんどが半日から2日で成功したというものだったけど、中にはやはりうまくいかなかった例もあるみたい。
絶版になっていて、古書の価格が跳ね上がっているうえ、送料をかけて購入するのはちょっと勇気がいるね。

この書籍を参考にしつつ自分なりにアレンジした方法をメモとして記録する。

●一日トイレトレーニングを実行する条件●
1、おしっこの間隔がある程度あいていること
2、親の簡単な指示の意味を理解し、その通りにできること
3、親の手助けがあれば、もしくは自分でパンツの着脱ができること
4、トレーニングで使う予定の補助便座やおまるに恐怖感や拒否感を持っていないこと
5、ご褒美とするおやつや飲み物、もしくはそれに代わるご褒美を用意できること
【補足】
書籍でも、トレーニングを実行する条件について記述がある。
年齢は1歳8か月ごろからとあり、それも「遅い時期ではあるが」という内容だった。
出版当時はおむつ外しは1歳前後〜だったので、こういう記述になっているのだと思う。
2歳未満だと条件をクリアするのが結構厳しかったりする。特に1から3
書籍では、2の条件を満たしているかどうかを確かめる方法も載っている。
加えて、簡単な指示をこなせるようになる方法まで記述してある。

3歳前後のおむつ卒業が常識(と私は思っているんだけど)である現代では、年齢はあまり気にせず、上記の5条件を満たしていればいい。
おススメは2歳半以降。かなり楽に条件を満たせると思うから。
いろいろなトイレトレーニングを試し、排泄に拒否感を持っている場合はひとまず冷却期間をおき、トレーニングに使用する便器に慣れる必要がある。

あと5について抵抗がある人も多いと思われる。
実際私も、長男のトレ時になるべくチョコやジュースを使用せず、赤ちゃんせんべいや麦茶でごまかした。
しかし、次男のときはそんなこと気にせずチョコやジュースを使用した。
やっぱり下の子は適当になるんだ。はは。
そのかわり歯磨きは子供が泣き叫んでもしっかりやった。
まあその辺は家庭の事情に合わせてご褒美を選べばいい。

●必要な物品●
1、トレーニングに使用するおまるもしくは補助便座
→排泄後の処理を本人が容易にできるもの。うちは
・股間ではなく、両脇に取っ手の付いているもの
・自分でセットし、またがれるもの
を条件に 日本育児 3WAYトイレトレーナー を選択。


最近の進化したおまるでも、最後に自分で中身をトイレに流すという作業が難しい気がして。便器の形にもよるんだろうけど、このタイプの商品は結構ぐらつきます。

3歳くらいになったら大丈夫そうだけど、小さい子はちょっと使用するのが難しいかも。
うちも長男は難なくセットできるけど、次男はセットも使用もおぼつかない。
もっといい商品があったらいいなー。

2、ミルクのみ人形&人形用の飲み物おもちゃ
→現在は売ってない、気合でオークションなどで探すか気合で自作する必要あり。
私は気合で自作。キューピー人形みたいなやつの股のところに穴をあけて、先が細い弁当用醤油容器みたいなスポイトを仕込んだ。体長は15cm位かな。
ジュースのおもちゃは家にあったメルちゃんだかなんだかのやつを流用。





昔のミルクのみ人形で、口から哺乳瓶に入れた液体を飲ませるとおしっことして出てくるものがあったけど、今はそんなもの売ってなかった。2005年くらいまでリニューアルしながら販売していたみたいだけど。
トイレに座らせる人形は今もあるんだけど、このトレーニングではおしっこが実際に出たように見えないと意味がないので、作るしかない。

はじめは口から股間までチューブを通そうかと考えたんだけど、どうしても無理だった。

おしっこを出すには一度スポイトのように水を吸う必要があるんだけど、これで何とかいけた。

ミルクのみ人形、トイレトレーニングに最適なのでまた販売されることを願う。

3、ミルクのみ人形のパンツ 2~3枚
→これも子供の手で脱がせたりはかせたりしやすいものの方がベター。自作。

適当な大きさの布を輪っかに縫って、股部分を止めただけ。
腰部分にゴム入れようかと思ったけど、そこまでしている気力がなかった。
でもちょっと使うだけなので大丈夫だった。

4、本人より二回り以上大きいサイズの布パンツ 5枚以上
→着脱の簡単なもの。実身長が90cm位だったので、110で。

5、失敗したら使う雑巾 数枚
→失敗したら、なるべくすぐにふける位置に。
本人にも拭かせるので、子供用を用意してもよいかも。

6、失敗したパンツや処理に使った雑巾を入れておくバケツ、場所
→これも失敗したら、本人に入れさせるのでそれができる位置に。

7、ご褒美にするおやつと飲み物(子供が大喜びするもの)
→チョコやクッキーなど、普段食べられないおやつでも。
書籍にはのどの渇きを誘うために、塩味の濃いおせんべいやポテチもよい、と書いてある。小さい子に与えるには抵抗のあるものばかりだけど、とにかくご褒美になればいい。

8、シールシートとシール


→トイレトレーニングの定番。
長男も次男も車大好きなので、車のシールをたくさん買ってきて、単なる道のイラストを印刷したものに貼らせた。
ご褒美がおやつや飲み物ばかりではなんなので、ご褒美の補助に。

9、おむつ卒業できたら喜んでくれる人たちの写真

書籍では喜んでくれる人(祖母、祖父や宅配のお兄さんまで!?)のリストと書いてあったけど、写真の方がわかりやすいかなーと思って。
うちはシンプルに親戚で撮った写真を貼り、励ます言葉を添えたりした。
トレーニング中も成功したら、「おじいちゃんもすごいって言ってるよー」とか使ったりした。





10、メモ帳
→書籍には、パンツ調べの時間や頻度をメモするシートがのっていたけど、うちではそこまで記録しなかった。
排泄した時間をメモして、次のトイレの時間の目安にした程度。



●実行者と環境●
トレーニングの実行するのは自然に考えて母親だと思うけど、
・子供に毅然とした態度をとれる
・子供の性格を熟知している
ことができれば、だれでもよいと思う。
書籍には「隣の奥さんでもいい」みたいなことが書かれているけど、それはいくらなんでも無理だよね。

兄弟がいる場合は、なるべく父親などに連れ出してもらう
長男の実行時には、1歳直前の次男の断乳を済ませて父親に連れ出してもらった。
下の子が乳児の場合、連れ出すのはなかなか難しいと思うけど、この時は半日ほどでトレーニングが完了したのでうまくいった。
次男の実行時には同じく連れ出してもらったものの、トレーニングがなかなか終わらず長男が帰ってきてしまい、その後のトレーニングに支障が出た。
それが若干の失敗につながった気がするので。
トレーニング時は本人と実行者が二人で密に向き合うことが重要みたい。
やむを得ずほかの家族がいる場合も必要最低限の会話にとどめる必要がある。
とはいってもほかの家族がいるとどうしても無理なので、なるべくなるべく外出してもらう方がいい。

トレ中のテレビやおもちゃについて
書籍では使用しないように書いてあるが、うちではDVDなどをいつも通り見せていた。
トレーニング中といえども、ずーーーっとトイレのことを考えているだけではなく、最初の人形訓練や本人の訓練を済ませたらやることないし。
実際、普段ほかのことをやっていても途中でトイレに行けることがトレ完了につながるので、うちではDVDやおもちゃは使っても問題なしとした。

場所は
書籍では床が濡れても大丈夫なキッチンがいい、とあるがその後におしっこ受けを自分でトイレまで持っていくことを考えるとハードルが高い。
カーペット・ラグを撤去するか、防水シートやペーパーを敷き詰めるなど、家じゅうどこで漏らしてもダメージが少ないように準備しておき、おまるはトイレに置くのが正解だと思う。
うちでは便器にセットするタイプの補助便座を使ったので問題なかった。

トイトレに適した季節はある?
よくトイレトレーニングは夏が最適というけど、その理由は
・パンツや床を汚しても洗濯しやすい、乾きやすい
・おしっこの間隔があきやすい
ことだと思う。
だけどこのトレーニングはほぼ1日で終了するし、どんどん飲み物を飲ませておしっこをする機会を増やすものなので、むしろ夏以外の方がよいかも
ただトレーニング中は衣服・パンツの脱着がしやすいようにごく軽装なので、室温は寒くないように配慮が必要だろう。

長くなったので、実際の方法は別エントリ「後編にて





↓トイレトレーニングの記事が沢山集まっているコミュニティです。
にほんブログ村 トラコミュ トイレトレーニングへ
トイレトレーニング